ジャパンキャンピングカーショー2018

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キャンピングカーってどんなクルマ?

COLUMN

キャンピングカーって
どんなクルマ?

「キャンピングカー」は、車内で生活ができるように架装されたクルマのこと。国土交通省の「キャンピング車の構造要件」では、「車室内に居住してキャンプをすることを目的とした自動車」と定義され、8ナンバー登録の特種用途自動車に区分されています。

モデルによって装備やレイアウトはさまざまですが、キャンピングカーの車内には、快適に就寝できるベッドや給排水設備を備えたキッチン、食事やくつろぎタイムに便利なダイネット(食堂)スペースなどが完備されています。

キャンピングカーは、
まさに“動く家”

移動手段としての「クルマ」に、生活するための「居住スペース」をプラスしたキャンピングカーは、まさに“動く家”。車内で快適に就寝できるので、事前に宿泊施設を予約する必要がなく、大切な家族やペットと気の向くままに自由な旅ができます。

キャンピングカーの機動性や利便性を生かせば、キャンプやアウトドアはもちろん、観光や趣味など、楽しみ方は自由自在。自分のライフスタイルに合わせて、幅広い用途に活用できるのがキャンピングカーの最大の魅力です。

「自分に合った1台」を
見つけてください

一口に「キャンピングカー」と言っても、カテゴリーによって、ベース車両やボディの大きさ、装備などはさまざま。何人で使用するのか、ファーストカーとして使うのか、居住性重視か機動性重視かなど、乗り手のニーズによって「自分に最適なキャンピングカー」は変わります。例えば、都市部でよく見られる全高制限付きの駐車場を使用する機会が多いなら、全高の低い車両やポップアップルーフ仕様の車両を選ぶのがマスト。

「キャンピングカーをどう使うか」をよく考えて、自分のライフスタイルに合った1台を探し出すこと。それが、キャンピングカー選びで一番大切なポイントです。

キャンピングカーの
カテゴリーと
それぞれの特徴

  • 「バンコン」 バンコンバージョン ― ワンボックスタイプのバンやワゴン、ミニバンなどにキャンパー架装を施したもの。車内の架装に重点を置いているため、見た目はほぼ普通乗用車と同様。サイズ、ルックス、居住性のバランスが良く、もっともマルチな用途に対応できる。 参加車両から探す →
  • 「キャブコン」 キャブコンバージョン ― キャブ付きシャシー(いわゆるトラック)やワンボックス車などに、キャンピングシェルを搭載したもの。居住空間が広く天井が高いため、車内の開放感は随一。キャブ上部に張り出したバンク部分は、ベッドや収納スペースとして活用される。 参加車両から探す →
  • 「軽キャンパー」 軽キャンピングカー ― 軽自動車のワゴンやバン、軽トラックにキャンパー架装を施したもの。コンパクトな軽自動車がベースのため、取り回し性に優れ、狭い道や駐車場所を気にすることなく気軽に走行できる。燃料代やメンテナンス費用などのランニングコストが安いのも特徴。 参加車両から探す →
  • 「フルコン/セミフルコン」 フルコン(フルコンバージョン)は、フレーム・エンジン・駆動系などで構成される専用ベアシャシーを基に、運転席・助手席・居住スペースを含むキャビンのすべてを架装メーカーが製造したもの。セミフルコン(セミ・フルコンバージョン)は、バスの後部をカットして新規でフレームを作成し、キャンピングシェルを搭載・一体化したもの。 参加車両から探す →
  • 「バスコン」 バスコンバージョン ― バス、マイクロバスにキャンパー架装を施したもの。車内の架装がメインになるが、大きなボディサイズを生かして、ゆとりある居住空間を実現できるのがメリット。人を乗せることを前提としたバスがベースのため、走行性能や乗り心地に優れているのも特徴。 参加車両から探す →
  • 「トラキャン」 トラックキャンパー ― ピックアップトラックの荷台に脱着可能なキャンピングシェルを搭載したもの。キャンピングシェルを降ろせば、ピックアップトラック単体での使用が可能。ピックアップトラックの需要が多いアメリカでは、昔から根強い人気を誇るカテゴリーのひとつ。 参加車両から探す →
  • 「キャンピングトレーラー」 けん引用のシャシーに居住用のキャビンを架装したもの。コクピットやエンジン・トランスミッションなどの動力装置を持たないため、室内スペースを効率よく使用できる。キャンプ場などを利用した滞在型の用途で、もっとも快適性を発揮する。 参加車両から探す →

キャンピングカー
Q&A

Q 普通免許で乗れるの?
A 軽自動車から大型バスクラスのクルマまでさまざまなキャンピングカーが存在しますが、そのほとんどは普通免許で運転可能です。トレーラーも、車両重量750kg以下のモデルならけん引免許は不要。普通免許でけん引することができます。
Q 高速道路の料金は?
A 8ナンバー登録の自走式キャンピングカーは、ボディサイズが大型であっても普通車料金で高速道路を通行できます(ごく一部の例外を除く)。軽キャンパーは軽自動車料金、キャンピングトレーラーはけん引車両(ヘッド車両)のワンランク上の料金区分になります。
Q 車検やメンテナンスは?
A ベース車両部分の車検やメンテナンスは、キャンピングカービルダーやキャンピングカー販売店のほか、カーディーラーや一般の自動車修理工場でも対応してもらえます。架装部分の修理やメンテナンスは、購入したビルダーや販売店にお願いするのが基本ですが、JRVA(日本RV協会)加盟店で購入した車両なら全国の加盟店で修理やメンテナンスに対応してもらえるので、旅先で万が一のトラブルがあっても安心です。
Q 生活用の電源はどうなってるの?
A キャンピングカーは、車両の純正バッテリー以外に生活電源用のバッテリー(サブバッテリー)を搭載しています。駐車中の電気はサブバッテリーでまかない、使った分の電気は「走行充電システム」「ソーラー充電システム」などで補います。
Q どこで寝ればいいの?
A もっともスタンダードなのが、サイトにクルマを横付けできるオートキャンプ場。炊事場、トイレ、コインシャワー、コインランドリー、AC電源などが完備されているため、キャンピングカーで快適に生活できます。車中泊公認の駐車施設「RVパーク」や、提携ホテル・旅館の駐車場に宿泊できる「湯YOUパーク」もお勧めです。
Q サイズが大きいので運転は難しい?
A ワンボックスやトラック、バスをベースにしたキャンピングカーは、座席が高く前方視界が開けていることと、ボディ前方の張り出しが小さく見切りがしやすいことで、想像よりも運転は難しくありません。ただし、ルーフの高さは要注意。街路樹やキャンプ場の立ち木などにルーフをぶつけないよう、高い位置の障害物にも気を配りましょう。

岩田 一成

キャンピングカーライフ研究家
/キャンピングカーフォトライター

家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに800泊以上のキャンプ・クルマ旅を経験。キャンピングカー専門誌でスーパーバイザーを務めるほか、雑誌やムック、WEBでキャンピングカーに関する記事を多数執筆。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門(マガジン大地刊)』がある。
http://www.iwata-kazunari.com/

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